夏こそ!アクセサリーはゴツめがいい。
こんにちは。
雨の日も多いですがあと少ししたら梅雨も明けて夏本番!
夏生まれの私としてはとっても楽しみな季節なんです。
洋服も明るい色が着たくなって、どんどんシンプルになっていきがち。
アクセントとしてアクセサリーがあるといいですよね。
最近気になっているインディアンジュエリーについて。
イメージとして、インディアンジュエリー イコール ターコイズ!
という認識があったのですが、掘り下げてみると意外と面白い!
ネイティブアメリカンの血を受け継いでいる者が製作したものだけが
インディアンジュエリーとして認められていて、
ネイティブアメリカンの中でも部族によって技法や特徴も様々。
それぞれの特徴としては下に詳しく。
ホピ族
アリゾナ州北東部に住む小部族。アメリカ最古の部族とも言われている。
ホピ族のジュエリーは『オーバーレイ』と呼ばれる銀板を2枚重ねにし、模様を浮き立てる技法を得意としている。
動物・植物等、自然への崇拝心が強く、
トウモロコシ・太陽・雨・ベアー(熊)・スパイダー(蜘蛛)ココペリ等のモチーフをよく使い、
他にないような変わったデザインが多く、作りの細かさなどからも、人気の高い。
ナバホ族
アリゾナ州・ユタ州・ニューメキシコ州・コロラド州にまたがる部族。
バングル・ネックレス等に施されている種子等の柄は「スタンプワーク」と呼ばれている。
タガネを使った銀細工を得意としています。「サンドキャスト」「ワイヤーワーク」等も駆使します。良質のターコイズを贅沢に使い、豪快・大胆な作品が多い。
うちにあるのはほぼナバホ族のもの。
ズニ族
石を美しくカッティングセットして作る『インレイ』と呼ばれる技法が得意。
シルバーに細工するというより、どれだけ石を綺麗にカットし色々な石を組み合わせ綺麗に見せるかを重要視しています。
ターコイズはもちろん「ホワイトシェル・イエローシェル・ピンクシェル」等を使い女性にも人気が高い。
私がインディアンジュエリーと聞いてまず連想するものがズニ族のデザインでした。
こちらは、ナバホ族を代表する有名アーティストのゲイリー・リーブスのもの。
彼は日本でも人気の高いアーティストでしたが、2014年に亡くなっており、
彼の新しい作品は見れませんが、
弟のサンシャイン・リーブスや従兄弟のダレル・キャドマンの作品も素敵です。
インディアンジュエリーの裏面にある刻印は「ホールマーク」と呼ばれ、
大抵のインディアンジュエリーにはこのアーティストを示すホールマークが刻印されてますが、刻印が無い場合もあります。
私がこの中で一番気に入っているのが緑のターコイズ(キャリコレイク)のリングです。
調べれば調べるほど奥の深いインディアンジュエリー。
それぞれのモチーフによって意味が違ったりするので、
それを知って身につけるとより愛着が湧きます。
少しずつ集めていきたいと思います。
キサイ ヤマモト