ブログタカシマ ユキコ
愛は映画にある
こんにちはキサイ高島です
またまた映画のご紹介です
今日の映画は『きっと星のせいじゃない』
脚本が私の大好きな映画『(500)日のサマー』の
スコット・ノイスタッターとマイケル・H・ウェバーが担当しているため、
画面上にテキストが飛び出してくる演出法などよく似ていて
とってもキュートな仕上がりの作品
難病ものの青春恋愛映画ということで、鑑賞前は冷やかし半分だったのですが、
これが最近ではなかなか観ることができなくなった、しっかりとした青春映画でした。
日本だけでなくアメリカでも大量生産されている
「恋人である重病患者の最後をともに精一杯生きた結果の大号泣映画」
というティーンが飛びつくフォーマットを踏襲しつつも、
主人公はそういった傾向を心の底から嫌悪していることが描かれている
物語はそのものは、「残酷ゆえに美しい青春期」を描いているが、大袈裟な号泣ポイントは出てこない
だから妙に身構える必要もないし、結末もすんなりと受け入れられるようになっている映画でした
青春映画に必要な、「友人、恋愛、死」という流れに則っているので、
80年代のハリウッド青春映画が好きな世代の人には懐かしさを感じる作品だと思います。