20世紀最後のkisai(鬼才)なアーティスト


こんにちは
最近 前髪をおもいきって切ってみたキサイの高島です
恵比寿ガーデンプレイスにある東京都写真美術館で開催中の
『マリオ ジャコメッリ展』を見てきました
「黒」と「白」とを見事に操り、強烈なハイ・コントラストで
「死」と「生」に立ち向かった
白、それは虚無。黒、それは傷痕(きずあと)
-展覧会パンフレットから引用
1920年代にイタリアのマルケ州、アドリア海に面した町
マリオ・ジャコメッリの写真は、1枚の写真で表現するのではなく
組写真として想いを表現しているそうです
ハイ・コントラストで描かれる黒と白の世界観は
脳裏に強く焼きつきとても印象深かったです
作品のシリーズごとにタイトルが付けられていました
初期写真
「上陸」「リンゴのある静物」「船乗りの娘」「人間嫌い」「わが妻」
「死がやって来ておまえの目を奪うだろう」16点
「スカンノ」15点
「ルルド」7点
「シルヴィアへ」16点
「私にはこの顔を撫でてくれる手がない」15点
「男、女、愛」5点組
「風景」シリーズ32点
「帰還」16点
「新しい移民たちの歌」15点
「私は誰でもない!」14点
「死がそうであるように」7点
「詩のために」33点
「善き大地」8点
タイトルもそうですが、写真は叙情を感じさせます
私が特に良かったのが 『シイルヴィアへ』という作品で
レオパルディの有名な詩を写真に移し替えたものらしいです
『ホスピス』シリーズは、彼の想いが強く心に入り込み恐怖さえ覚えました
会場では、ジャコメッリの友人たちのインタビューが映像で流れていて
友人たちから見たジャコメッリの人柄も垣間見ることができます
彼の思い出を生き生きと語る友人たちを見ると
ジャコメッリは人望が厚く愛されていたんだと思いました
目の前にある写真は、たくさんの言葉を語りかけてきます
そんな印象をうけた写真展でした
キサイ タカシマ




