素敵な映画に出会えた話


こんばんはキサイの高島です。
二回連続で、映画の話題
でも今回は久し振りに映画館に行って素敵な映画に出会ったので
紹介しようと思います。
” hsr ” 世界でひとつの彼女
内容は簡単に言えば
「コンピュータのオペレーティングシステムに恋をする男を描いた物語」
でもスパイク・ジョーンズ監督だから
きっと「マルコヴィッチの穴」や「アダプテーション」みたいなアートハウス系の
ちょっと癖のあるクレバーな作品なんでしょう、くらいに思っていたら、なんと
そんなレベルをはるかに超えちゃってます これ、すごいですよ
スパイク・ジョーンズ監督自身が脚本書いてるんです。
iPhoneのSiriが会話できちゃうのがすごいな~って誰でも思うと思うし、
それを一歩すすめて、Siriがバーチャルな恋人的存在になっちゃったら
くらいな発想はする人だっているだろうけれど、そんな小さなアイディアが
これだけの膨らみとオリジナリティ、意識や男女関係、そして人間の存在にいたるまでの
哲学的な深みのある作品へと発展するとは!
この映画はキャスティングもまた良くて
危うい狂気と繊細さを内蔵する天才的な役者、ホアキン・フェニックスならではの一人芝居
彼の相手はコンピューターのOSで声しかない存在なのに、
ホアキンとともに私たちも彼の感情を共有し、嬉しくなったり、苦悩したり
その声しかない存在のOS、サマンサ役に、スカーレット・ヨハンソン
適役!!彼女しかいない!
ユーザーとインタラクションすることで学習し、経験したことによって「考え」
より発展していくオペレーションシステム
スカーレットのセクシーなハスキーボイスが耳元でささやき、笑い、冗談をいって、
日々の生活に関わることまでオーガナイズしてくれる
声を聞くだけで、観客にはスカーレットの生身の姿も思い浮かべることができるから
よけいにリアリティをもった存在として響いてくるんですよね。
このOS、もとはサマンサ・モートンが声をいれていたので
「サマンサ」という名前がついてるんですけど
撮影が終ってからスパイク監督がスカーレットに役をチェンジして、
声をいれかえたんだそう サマンサ、可哀想。でもプロだものね
今初めてこの作品をみる私たちにとっては、スカーレット以外にこの役は考えられません
近未来のL.A.の設定も現代のL.A.と上海をCGでミックスさせた風景がとても面白いし
男性のパンツがやけにハイウエストでシャツを中にいれているファッションだとか、
未来のICT事情まで細かい描写にもリアリティがある。
そしてアート映画のような映像と美しい音楽もいいです。
コンピューターにうとくてOSって何?
みたいな人にはこの映画のエンディングがもしかしたら
理解できないかもしれないけれど、私はうまい!って思いました
切なく、美しい、新しい映画でした
中目黒の駅近くでヘッドスパのできるお店キサイ
キサイ タカシマ




