タカシマ ユキコ
秋の超定番 ど・く・しょ
こんばんは、
毎日の雨にチョット嫌気がさしているキサイの高島です
今日は最近読んだ
芥川賞を受賞した 村田沙耶香さんの『コンビニ人間』について
芥川賞というと純文学というイメージでなんとなく 読みにくい感じがしていて
読んだことなかったんですが、
本屋さんで見た、本屋さんのコンビニ人間の紹介文に引き寄せられ興味が湧いて
つい買ってしまいました
けっこう面白い
コンビニで働くことが生活の全ての基準になっている主人公
彼氏が欲しいとか、就職したいとか、人間関係に悩むとか一切なくて、
常識的な生活を送る人と、社会不適合者の境界線を歩いてる感じ。
この理解不能な感じと少しだけ分かる感じが絶妙で
あまり読んだことのない感覚でした
テーマというか、こういう人間を題材にした時点で作者の勝ちって感じ。
純文学ってラベルは無視して、普通に面白い小説だと思います
著者がホントにコンビニで働いてるからこの作品のリアリティや面白さが出た
のかなともおもいました。
2・3時間で、サラッと読める面白い作品なのでオススメですよ!
キサイトーキョー タカシマ